りづむOB?FVG?PDA…?
出てくるのは難しそうな用語ばかり



・・・・・・。



「自分が学ぶ価値はある?」――。
ここで止まってしまう人は少なくないです
この記事では、ICT/SMCを“勝てる魔法”としてではなく、相場の見方を整えるための地図として整理します。
ポイントは、用語そのものを覚えることではなく、市場構造→流動性→(OB/FVGなど)→時間帯の順で「相場観察の軸」を作ること。
最後にGOLD(XAUUSD)を4H(4時間足)→15m(15分足)でチャート分析する”ミニ手順”も置きます。
読後には、次回(市場構造:BOS/CHoCH)から迷子にならず読み進められる状態を目指します。
一緒に楽しみながら学んでいきましょう!
【免責事項】この記事は情報提供を目的としており、特定の売買や投資行動を推奨するものではありません。取引判断はご自身の責任でお願いします。
手法や考え方は相場環境・資金管理・メンタルなどの要因で成果が変わります。
ご自身の取引スタイルに合わせて小さく検証しながら取り入れてください。
ICT/SMCとは?まずは“地図”だけ持って帰ろう
結論から言うと、ICT/SMCは「このチャートパターンが出たら買い!」みたいな“手口”というより、相場を読む順番(観察の優先順位)を整える考え方です。
だから導入回の今日は、細かい用語の暗記よりも、まず“地図”を持ち帰るのがいちばん効率的です。
この記事で分かること/分からないこと
分かること
- ICT/SMCが何を大事にする考え方か(全体像)
- 用語の位置づけ(暗記対象ではなく“ラベル”)
- 学ぶ順番(次に何から理解すべきか)
分からないこと(次回以降で解消)
- BOS/CHoCHの判定ルールの詳細
- OB(Order Block)やFVG(Fair Value Gap)の使い方の詳細
※ここを先に全部やろうとすると、だいたい迷子になります。焦らず、一つひとつ丁寧に押さえていきましょう。
ICTとSMCを一言でいうと何?(定義と立ち位置)
ズバリ!:
ICT(Inner Circle Trader):ある発信者(教育体系)の呼称
SMC(Smart Money Concepts):スマートマネー視点で相場を読む“考え方の枠組み”
ICTという言葉は「誰が体系化して語っているか」を指す面が強く、
一方のSMCは、「何をどう観察するか」という思考フレームです。
あなたが最初につかむべきなのは、どちらの流派名かよりも “観察の軸(地図)” のほうです。
これらの名称にはあまりとらわれないでください。
スマートマネー(機関投資家)視点とは
ここで言うスマートマネーは、ざっくり言えば「大きな資金で取引する参加者(機関投資家など)」をイメージしてください。
重要なのは、彼らが動かせる資金量ゆえに、“約定しやすい場所(注文が集まる場所)”を探して動く傾向があることです。
この「注文が集まる場所」の話が、後で出てくる流動性(Liquidity)につながります。
(流動性=“約定のしやすさ”。個人目線だと、損切り注文が溜まりやすい地点として表れます)
「価格は操作されている」…は陰謀論じゃなく“値動きの特徴”
ここ、いちばん誤解されやすいので先に伝えておきますね。
ズバリ!:
ICT/SMCで言う「操作」は、陰謀論などの物騒な話ではなく、
“相場が動くときに、ストップ(損切り)などの注文が集まる場所を取りに行きやすい”という“値動きの特徴”を指していることが多いです。
操作=ルール違反ではなく「流動性を取りに行く動き」
相場は「買い」と「売り」が噛み合って初めて約定します。
大きな取引ほど、どこかに“反対売買(流動性)”が必要になります。
その結果として起きやすいのが、
- みんなが見ている高値・安値
- 分かりやすいレジサポ(抵抗ゾーン・支持ゾーン)
- キリ番(100、200など節目価格)
みたいな場所への“到達”です。
これを「狩り」と呼ぶ人もいますが、被害者煽りに寄せる必要はありません。
一相場の値動きのなかで “起きやすい現象” として淡々と観察できるようになるのが大事です。
個人がやりがちな負けパターン(ブレイク追随→狩られる)
私たち個人トレーダーにありがちなのは、
1) 高値を抜けた!→買いで追いかける
2) 直後に反転して損切り
3) 「やっぱり操作だ…」と感情が乱れる
という流れ。
ICT/SMCは、これを責めるための理論ではなく、
「その前に『どこに注文が溜まってるか』見よう」と視点を整えるための考え方です。



トレーニングを積んでいきましょう
ICT/SMCが見ている5つの柱(全体像マップ)
ここが“地図”の中心です。
今日は詳細に踏み入り過ぎず、概要・関係性だけ押さえましょう。
①市場構造(Market Structure):相場の骨格
※ここでいう「骨格」は、ダウ理論などでお馴染みの「トレンド」と同視して扱うのがスッキリ読み解きやすいため、以下は「骨格=トレンド」で扱います。トレンドという単語が出てきたら、骨格のことと押さえてください。
市場構造は「高値・安値がどう更新されているか(骨格=トレンド)」です。
- HH/HL:高値・安値を切り上げ(上昇のトレンド)
- LH/LL:高値・安値を切り下げ(下降のトレンド)
そして、トレンドの変化を示す“ラベル”が
・BOS(Break of Structure):構造のブレイク
・CHoCH(Change of Character)/MSS(Market Structure Shift):相場変化・転換の兆し
です(細かい定義は次回記事で)。
まずは「トレンドが上か下か/転換しそうか」を見る。ここが起点です。
②流動性(Liquidity):相場が動く燃料
流動性は、相場が動くために必要な“燃料”のようなもの。
個人目線で分かりやすいのは「ストップ(損切り)注文が溜まりやすい場所」です。
- 高値を越えた所(売りの損切り)
- 安値を下回った所(買いの損切り)
こういう場所は、“到達して回収される”動きが起きやすい、という見方をします。
③PD Array(価格配列):入り口候補(OB/FVGなど)
ここでのポイントは、「OBやFVGを覚えれば勝てる」ではなく、
“入り口(エントリーの候補地)を探すフレーム”として捉えることです。
・OB(Order Block):大きな注文が入った痕跡とされる価格帯
・FVG(Fair Value Gap):急な値動きで生まれる“価格の空白”
※今日は“そういう呼び名がある”程度でOK。次回以降で掘り下げます。
④時間帯(セッション):動きやすい時間帯に絞る
ICT界隈では「時間帯(セッション)」を大事にします。
理由はシンプルで、動きやすい時間に観察を絞ると、学習も検証もラクになるからです。
セッションには、大別するとアジア市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の三大市場があります。
(ここも別記事でしっかりと掘り下げます)
⑤検証と練習:再現性は「ルール+反復」で作る
ここで大事なのは、ICT/SMCを「知ったら勝てる魔法」と捉えないことです。
勝ちやすさは、用語の暗記ではなく「見る順番を決めて、同じ手順で何度も観察・検証する」ことで育っていきます。
ICT/SMCは聖杯ではありません。
「知識がそのまま勝ちに直結する」という期待を抱いているようでしたら、相場の世界はそんなに甘いものではありません。楽して勝つための概念ではないことを意識してください。
再現性は“ルール+(練習や検証の)反復”で作るもの。
用語はそのための“ラベル”。
ラベルは、観察と記録をやりやすくするために使います。暗記のためにあるわけではありません。
学ぶ順番:市場構造 → 流動性 → PD Array(OB/FVG)→ 時間帯
迷子にならないためのおすすめ導線
- まずはシリーズの全体像(目次)で「地図」を持つ
- 次に市場構造(BOS/CHoCH)で「骨格」を固める
- その後、流動性 → OB/FVG → 時間帯…の順で肉付けする
用語は暗記よりも「観察ポイントのラベル」として使うほうが理解が早いです。
もし途中で詰まったら、いったん目次に戻る(地図を見直す)だけでも整理しやすくなります。




投稿が見つかりません。
ズバリ!:
この順番を守るだけで、かなり迷子になりにくいです。
なぜ“市場構造”が最初なのか
相場の「上向き・下向き・転換」を判定できないと、
OBもFVGも「どっち向きで使うの?」と判断がブレ、宝の持ち腐れで終わります。
まずはトレンド判定。これが最優先です。
次に“流動性”を見る理由
構造だけだと、「なぜそこまで動いた?」が説明できません。
流動性を見ると、“どこに引き寄せられやすいか”が見えて、値動きが急に納得しやすくなります。
最後に“入り口(OB/FVG等)”を足す
入り口は大事。でも、最後です。
入口だけ真似ると「形は合ってるのに負ける」が起きやすいから。
「構造(方向)」と「流動性(狙われやすい場所)」が揃ってから、入り口(OB/FVG)を使う。
これが挫折しにくい順番です!
ミニ具体例:GOLDを4H→15mで眺めると何が見える?
FX/CFDは損失リスクがあります。スプレッド拡大・スリッページ・指標時の急変動で想定外の約定になることがあります。
ICT/SMCの概念に沿っていても、トレードする通貨ペアや市場参加する時間帯で挙動が変わります。
検証は小ロット・固定ルールで、「想定が外れた時の撤退条件」から先に決めるのが安全です。
※ここは“図解前提”の文章です。実チャートはなくても、見る順番だけつかみましょう。
(実際のチャートは追って掲載します)
Step1:4Hで構造(高値/安値)を確認
- 直近は上昇?下降?レンジ?
- 高値/安値は切り上げ?切り下げ?
- 転換しそうな“予兆・違和感”はある?
この時点で、結論を急がなくてOKです。まずは「トレンド認識メモ」を作る。
Step2:外側の高値/安値=流動性が溜まる場所を想定
4時間足で見えている“外側”に注目します。
- 直近高値の上
- 直近安値の下
ここはストップが溜まりやすい。なので、「そこに到達したら何が起きやすいか?」を想定します。
Step3:15mで回収→反転(または継続)を観察
15分足で見ることは多くありません。今日はこれだけでOKです。
- 外側に到達したあと、勢いが続く?弱まる?
- トレンド(高値/安値の更新)が変わりそう?
このときに出てくるBOS/CHoCHは、あくまで“ラベル”。
「観察した変化に名前をつける」くらいの距離感で大丈夫です。
よくある誤解を3つだけ潰しておく(挫折防止)
誤解1:価格操作=陰謀論
→ ここで言う操作は、“注文が集まる場所を取りに行きやすい値動きの特徴”。誰かを悪者にしなくてOK。
誤解2:ICT/SMC=聖杯
→ ルールは強力でも、練習なしで安定する話ではありません。勝ち方というより、負け方が整っていくイメージが近い。
誤解3:用語を覚えれば勝てる
→ 用語は“観察ポイントのラベル”。覚えるより、同じ見方で観察・記録できることが大事。
ICT/SMCの概念を学んだことで、相場の流れを読むのがこれまでよりも丁寧になったなぁと実感できれば言うことなしです!
次回(記事2)から迷子にならない読み方
最後に、シリーズを“挫折しない形”で使うコツを置いておきます。
まずは「構造の変化(BOS/CHoCH)」だけ追えばOK
次回(記事2)は市場構造がテーマ。
最初は、完璧な判定よりも「トレンドが変わったかも?」を言語化できれば十分です。
おすすめ練習:1チャート1メモ(構造→流動性→理由)
テンプレはこれだけ。
- 構造:上/下/転換っぽい
- 流動性:外側の高値/安値のどちらが近い?
- 理由:なぜそこに吸収されそう?(一文で)



頑張りすぎなくて大丈夫ですよ
次回予告:市場構造(BOS/CHoCH〈MSS〉)を図解で
次回は、市場構造を掘り下げる、超重要回!でも安心してください。
“ラベルの付け方”として、図解で迷子にならないように整理します。
次に読むなら、この2つ。




“入口(OB/FVG)”は最後で大丈夫。順番を守るほど理解がつながります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
X(旧Twitter)などSNSでも発信・運用しておりますので、よければフォローなどお待ちしています。
これからも記事の更新を楽しみにしていてください!




